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病院を受診するに当たって~心療内科・精神科の違い~

こんばんは、ゆーひーです。

今日は精神科への定期的な通院日でした。

さて、今回はタイトルにもある通り心療内科精神科という、精神や心に関係する疾患・不調を扱うのは解るけれども紛らわしい、2つの診療科の違いについてまとめてみました。

もちろん「それくらい知ってるよ!」という方もいらっしゃるでしょうが、私は病院に掛かる前はそのあたりの区別が曖昧だったので、自分の中で改めて整理するためにもまとめてみようと思った次第です。

まずは、下記の記述をご覧ください。

心にかかわる疾患のうち、症状が主に身体の症状・疾患(心身症)として現れるものを扱う科が心療内科であり、精神の症状・疾患(精神疾患)として現れるものを扱う科が精神科となります。

引用:『メンタルヘルス・マネジメント®検定公式テキスト〔第3版第69刷〕[Ⅱ種 ラインケアコース]』大阪商工会議所編 (株式会社中央経済社 2014年9月25日発行)

要約してまとめると、全くもってその通りですね(笑)

しかしこれだけでは具体的な中身が分からないので、以下では心療内科・精神科それぞれについて、同著を参考に見ていきましょう。

心療内科について

まず心療内科についてですが、こちらは上の引用では「心身症として現れるものを扱う科」と説明されていますね。

そもそも、心身症とは何なのでしょうか?

心身症とは、高血圧症・糖尿病などに代表される身体疾患のうち、その発症や症状変化と心理社会的要因(いわゆるストレス)との間に時間的関連性が認められるものを指します。

引用:『メンタルヘルス・マネジメント®検定公式テキスト〔第3版第69刷〕[Ⅱ種 ラインケアコース]』大阪商工会議所編 (株式会社中央経済社 2014年9月25日発行)

上記の説明によると心身症は、「高血圧症・糖尿病などに代表される身体疾患のうち…」とあります。

つまり、これは身体疾患であるとの前提があるわけです。

その中でも、ストレスを初めとした心の不調を引き起こすものがその発症などに大きく影響しているものが、心身症と呼ばれているようですね。

病気の例としては、上にも出てきた高血圧症や糖尿病に加え、過敏性腸症候群・緊張型頭痛・摂食障害などが挙げられます。

ただし、これらの疾患に羅患している者全てが心身症ということではなく、当該疾患に心身症という側面がある場合もあるという意で例示しています。

つまり、後述する精神疾患(俗に言う心の病)とは異なり、「心の問題が関与していて身体面で発症や症状の程度の増減が見られる病態」というのが、心身症に該当するわけですね。

そして、基本的にそれを診てくれるのが心療内科というわけです。

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精神科について

一方で、精神科は「精神疾患として現れるものを扱う科」と最初の引用では説明されています。

心身症がどのようなものであるか分かった以上、精神疾患についてはおおよその見当がつくと思います。

即ち、こちらは殊に「精神面における症状を呈する疾患」が該当します。

疾患の代表的な例としては、うつ病・双極性障害(躁うつ病)・統合失調症・パニック障害などが挙げられます。

アルコール依存症やパーソナリティー障害なども、こちらに該当します。

したがって、これらの疾患の自覚症状・疑いがある場合は、精神科に診てもらうのが適切ということになります。

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ただし実態は少し複雑

以上が簡単に説明した「心療内科」と「精神科」の違いですが、実際はそう明確に診療科名が区別されているわけではなく、少し複雑な事情があるようです。

と言うのも、実質的には「精神科」でありながら「心療内科」と標榜している病院もあるからです。

何故そんな事をしているのかと言うと、「精神科」と聞くと抵抗を覚える人が少なからずいるため、まだ抵抗が薄いと思われる「心療内科」をあえて名乗っているという実情がある、というのは様々なところで言われています。

ただ、たとえば精神疾患に該当する病気でも、身体面を中心に症状が出ることもあるため、その場合に関しては「心療内科」でも治療される例もあるそうですから、全くお門違いの事をしているわけでもないようですね…

また、実際に「心療内科」と「精神科」の両方で診ることのできる病院もあるので、その事が余計事情を複雑にしているように思います(個人的な印象では、むしろそういう病院の方が多いような気もします…)。

さらに、総合病院等以外で目にする「メンタルクリニック」という呼称がありますが、これは「心療内科」「精神科」のいずれかあるいは両方の領域を診る医院がよく名乗っている呼び方で、正式な診療科名ではありません。

私が通院している医院もこれに該当します。

先述の例に似ていますが、やはり「精神科」という呼称に対する抵抗感を軽減するために、「メンタルクリニック」と名乗っているパターンもあるようです。

加えて、似たような名前で「神経内科」という診療科がありますが、こちらは神経の病気や脳血管の障害等を診るものなので、また別物です。

といった感じで、精神関連の病気を診てもらおうと思っても、このような事情がある故に、ただでさえそういう方面の病院はハードルが高く感じるのに、余計に足踏みしてしまう方もいらっしゃるでしょう。

とは言え、ひとまず「メンタルクリニック」と名乗ってあれば精神関連の疾患を扱っていることは間違いないので、念のためその病院のホームページ等をチェックした上で来院するのが望ましいです。

なお、お気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、上で何度か使用した引用元は「メンタルヘルス・マネジメント検定」という資格の公式テキストです。
この検定は、上のレベルから順にⅠ種~Ⅲ種に区分されており、私はその内のⅡ種とⅢ種を取得しております。
この検定では、主にメンタルヘルスケアに関する知識や対処法を学ぶことができるのですが、レベルによって対象範囲は異なるものの、基本的には仕事をする全ての人を対象にした内容になっています。
もちろん同時に、メンタルヘルスという観点では私のような精神障害の当事者にも関わりが深い内容ですので、関心を持ち取得した次第です。
ご興味がおありの方は、勉強されてみてもいいかもしれません。

心療内科や精神科も含めて、病院に行かない(即ち病気に罹らない)に越したことはありませんが、いざ病気になった時(特に深刻な症状がある時)は病院に頼らざるを得ませんよね。

実は私は、統合失調症以外にもいくつか病気や不調を抱えているのですが、初めて訪れた診療科の病院が合わず、通院先を変えた経験が何度かあります。

一人でも多くの方が、通院しやすく自分に合った病院・クリニックにできるだけ早く出会えることを願ってやみません。

それでは、今日はここまで。

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