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精神障害者保健福祉手帳を持つことは足し算以外の何物でもなかった。

プラスに思うイメージ

こんばんは、ゆーひーです。

今日は前回に引き続き、「精神障害者保健福祉手帳」について取り上げています。

※前回の記事は、同手帳の概要や申請手順等の事務的な内容をメインに記載しています。

……何だか今回の記事のタイトルは「何か上手い事を言おうとして失敗した例」みたいになっていますが、そこはあまり突っ込まないでください(笑)

端的に言えば、私としては同手帳を持つことでプラスの要素しかなかったので、主にその意味で「足し算」という文言を入れたに過ぎません。

本来ならば「精神障害者保健福祉手帳~メリットとデメリットについて~」みたいな誰にでも思いつきそうなのが私らしいのかもしれないですが、丸被りのタイトルや内容がいくらでもありそうなので、ちょっと表面上ひねっただけですw

内容としては、同手帳を取得することで得られたもの(受けられるようになった支援やサービス等のメリット)と(強いて挙げた場合の)デメリットについて扱っている、という至って真面目なものになっております。

手帳を所持するメリット

結局本題に入って早々よくある感じになってしまいましたが、この点に触れないことには始まりません。

同手帳を所持することで、どのような利点があるのか。

具体的には、どのような支援やサービスが受けられるようになるのか。

本記事の最後の方でそれらを網羅的に調べられるサイト様を紹介しているので、全てを挙げることは致しません。

したがってここでは、これだけは外せない!と言えるものに絞っています。

全国共通のものと地域や事業者によっては行われているものに分けて、記載しております。

全国共通のサービス等

初めに、基本的に全国共通で行われている手帳所持者へのサービス等についてです。

各種税金の控除や減免

まずは、各種税金の控除及び減免です。

直接的に税金の手続きを行うのは各自治体や各地域の税務署等ですし、自治体によって細かな差異はいくつかありますが、控除・減免があること自体はどこでも共通ですので、全国一律のものとして扱っています。

控除や減免の対象となるものには次の税金が挙げられます。

  • 所得税
  • 住民税
  • 相続税
  • 贈与税
  • 自動車税&自動車取得税
  • 軽自動車税

所得税・住民税・相続税・贈与税に関しては、対象の方の障害の状態によって「障害者控除」と「特別障害者控除」に分けられているようで、それぞれで控除額が異なります。

精神障害者保健福祉手帳の場合、2~3級の方が障害者控除の対象であり、1級の方が特別障害者控除の対象となります。

自動車税&自動車取得税と軽自動車税に関しては、現状は精神障害者保健福祉手帳所持者の場合は、基本的に1級の方のみが控除の対象となっているようです。

…まぁ上記全てに関して現在私は納税していないので、実感としては分からないですけどね…

まず、現状所得がほぼないので上2つは適用されないですし、相続や贈与が起こり得る状況でもないので真ん中2つも実質今は無関係で、下2つに至ってはそもそも自分の車を持っていない(ついでに免許はペーパーw)ので無縁ですからねw

ですが、(上記のいずれかを納めていてこれから手帳を取得しようと考えている方も含めて)該当する方は、少しでも負担を減らすためにも必ず上記の控除・減免を受けたいものです。

公共放送(NHK)受信料の割引

続いては、NHKによる放送受信料の割引です。

全額免除と半額免除があり、障害の種別や状態に応じて細かく分けられているようです。

精神障害者の方への割引ついては、次のようになっています


【全額免除】

精神障害者保健福祉手帳を持つ方がいる世帯でかつ世帯全員が市町村民税非課税であること

【半額免除】

1級の精神障害者保健福祉手帳を持つ方が世帯主で受信契約者であること


詳しくは、放送受信料の免除について(NHKオンライン)をご覧ください。

障害者雇用における求職活動が可能になる

そして、手帳を取得することで障害者雇用枠での求職活動ができるようになります。

ある程度以上の規模の企業等は、従業員に対する一定の割合以上の障害者を雇用しなければならないため、障害者の方専用の求人を出しています。

障害者の方への求人が探せるのは、主にハローワークになります。

まずは自分が居住する地域を管轄するハローワークで障害者として求職申込をし、障害者雇用における相談や求人への応募をする際は、障害者専用の窓口で行うことになります。

窓口の規模や形態は各ハローワークによってまちまちで、一般求職者用のフロアの片隅にちょこんとある所もあれば、別のフロアの一室が丸ごと障害者の方専用となっている所もあります。

ハローワークインターネットサービスでも障害者求人情報の検索ができますので、ハローワークに直接出向かない時はそちらも利用すると良いでしょう。

また、ハローワーク以外でも、民間の障害者専用の就職支援サイトやサービスがあります。

ハローワークに加えてそちらも利用することで選択肢はより広がりますので、障害者雇用での就労を希望する場合はそちらも登録しておくことをお勧めします。

いずれにせよ障害者雇用としての求人に応募する際は、手帳の提示や手帳の写しの提出をほぼ必ず(求人側から)求められるので、事実上手帳は不可欠となります。

そちらをお考えの方は、手帳を取得するようにしましょう。

地域や事業者によっては行っているサービス等

次に、各自治体や事業者によっては行われている障害者の方向けのサービス等についてです。

公共交通機関の利用料金の割引

まずは、利用される方も非常に多いであろう、鉄道・バス・タクシーといった公共交通機関の利用料金の割引サービスです。

これは事業者によって行っている所と行っていない所があり、特に精神障害者の方については、対象となっていない場合も少なくありません。

ですが最近では精神障害者の方も割引の対象とする所も増えてきており、2017年の4月から西日本鉄道株式会社さんが精神障害者保健福祉手帳を持つ方の電車・バスの運賃割引を開始したのは記憶に新しいですよね。

公営の鉄道なども、割引を行っている所は多いのではないでしょうか。

またタクシーに関しては、私の(精神障害を持つ)知人が、自身の居住している自治体でタクシーの割引券を貰っていましたので、地域によってはそういうサービスをしている所もあるようです(私の居住地にはありませんが…)。

今後もこれらのサービスが拡充してくれると、当事者としては大変有り難いと思う次第です。

公共施設の入場料・利用料の割引

また、美術館や博物館、映画館や動物園といった公共施設も、手帳所持者に対する入場料・利用料の割引を行っている所があります。

私はそういう所にはほとんど行かないのであまり実感としては分からないのですが、よく行かれる方の場合は手帳を忘れずに持って行きたいものです。

携帯電話料金の割引

そして、携帯電話料金の割引です。

今や大多数の方が携帯電話を持っていますし、月々の支払いは馬鹿にならないので、少しでも割引してもらえると助かりますよね。

NTTdocomoauSoftBankの大手キャリア三社は、障害の種別を問わず、以前から手帳を持つ方に対する割引を実施しているので(内容は各社で異なりますが)、まだ利用していない方はすぐにでも調べるなり申し込むなりされることをお勧めします(もちろん私も利用させてもらっています)。

該当の情報が掲載されているページへのリンクも貼っておりますので、よろしければご参照ください↓。

メリットまとめ

以上、私がざっと思いつく主だった(精神障害者保健福祉手帳を持つことで受けられる)サービス等を挙げてみました。

改めてまとめると、

  • 税金の控除・減免
  • NHK受信料の割引
  • 障害者求人への応募が可能になる
  • 公共交通機関利用料の割引
  • 公共施設への入場料割引
  • 携帯電話料金の割引

といったところですね。

他にも(私が知らないものも含め)様々なサービスや割引などがあると思いますので、極力利用していきたいものです。

初めの方で触れましたが、全国の精神障害者保健福祉手帳を持つ方が受けられるサービスを(各自治体独自のものも含めて)調べることのできるサイト様がありますので、是非一度そちらをご覧になってください。

精神障害者保健福祉手帳で受けられるサービス:全国版

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手帳を所持するデメリット

ここからは、同手帳を所持することによるデメリットについてのお話です。

…と言っても、先述のように個人的にはデメリットをまるで感じていないので「強いて挙げるなら…」という感じになっています。

以下を読んでも「こんな思わぬデメリットがあったのか!」などという発見はありませんので、ご了承くださいw

手帳更新の手間と費用がかかる

…これは、デメリットというにはささやか過ぎるような気もしますよね(笑)

ですが、「強いて(以下略)」ということですのでひとまず触れました。

まぁ2年に一度というそれなりの頻度で更新しなければならないので、手間に感じる方もいらっしゃるでしょう。

役所に足を運ばなければなりませんから、外に出るのが難しい方は特に負担に感じるのではないでしょうか。

私も(外に出られないようなことはありませんが)、少し億劫に感じることはあります。

費用については、診断書を提出して更新申請をする場合に限っては、診断書の料金が数千円程度かかってきます。

2年に一度の数千円を高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれでしょうが、懐が寂しい時に更新の時期が重なるとそこそこ負担に感じる場合もあるでしょうね(^_^;)

公に「精神障害者」となることへの心的な負担や抵抗がある

人によるのは共通しているものの、デメリットとして挙げるなら上記よりもこちらでしょうね。

手帳を取得することで正式に…というか公に精神障害者としての立場を得ること自体に抵抗を持つ方もいらっしゃるようです。

手帳を持つことで何か不利益を被るのではないか…とか、知られたくない相手に手帳を持っていることを知られるのではないか…といった不安を抱える場合もあるでしょう。

精神障害をお持ちの私の知人にも、そのような事を仰っていた方が若干名いらっしゃいます。

感じ方や考え方は人それぞれですので強く異を唱える気はありませんが、敢えて私見を言わせてもらうなら、そこまで気にする必要はないと私は考えています。

まず現実的な話をすれば、手帳を持つこと自体によって何らかの制約を受けることはありません。

手帳を所持することそのものによって、上で挙げてきたようなサービス等を受けられることはあっても、直接的に何か不利益を被ることはまずないと言えます。

また、自分から教えでもしない限りは、誰かあるいはどこかに手帳を所持していることを知られることもありません。

もちろん、(障害者雇用など)手帳を持っていることを申し出ることが前提となる物事は別ですが、自分の意図しないところで知られる恐れはないので、そのあたりの心配も無用です。

そして、心的な抵抗を持つ場合について。

手帳を持つことで、自身全体が丸っきり障害者となってしまったような感覚を覚えることもあるかもしれませんが、私はそのようには考えていません。

あくまで、「精神障害者という性質が付加されただけ」と考えています。

見た目や性格、長所・短所など、個人を形作る性質は千差万別ですが、同時にそれら一つひとつはその人のごく一面に過ぎません。

そのほんの一面を以ってその人全てを定義するのが早計であるように、障害者手帳を持つことそれだけを以ってその人全体を何らかの形で決めつけるのもまた短絡的です。

もちろん、障害(による症状)によって生じた苦痛や悩み、できなくなったことなどは多々あるでしょうが、それによって自分の存在そのものを自分で低く押さえ込む必要は全くありません。

症状に関して言えば何よりれっきとした「病気」なのですから、どうしても症状が辛い時は、ゆっくり休んだり好きな事だけにしばらく取り組んだりして、回復を待つべきです。

そして自分の調子が少しでも上向いてきたと心から思えた時に初めて、できることからやっていけばいいのです。

いずれにせよ症状による心身への影響は別にして、公に障害者になったからといってそれ以外の自分の特性が失われることはありません。

ですから、この件に限っては「一つ自分の性質が増えただけ」という程度に捉えておけば、心が軽くなることもあるのではないでしょうか。

なお、それでもどうしてもやっぱり抵抗がある!という場合は、手帳を返還したり更新を行わなかったりすることもできるので、その点も心配は無用です。

以上より、手帳を取得することで私は自分の状態に応じた(サービス等を受けられるという)性質が加わっただけだと思っているので、ただの足し算だと記してみた次第です。

今回の内容が少しでもどなたかの参考になっていれば、幸いです。

それでは、今日はここまで。

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