スポンサーリンク

「向精神薬」と「抗精神病薬」~名称使い分けの整理~

向精神薬と抗精神病薬 イメージ

ごきげんよう、ゆーひーです。

当事者の方々は何度も見聞きしているであろう「向精神薬」と「抗精神病薬」というワード。

今回はそれらの(発音も似ている)精神系の薬の名称に関する使い分け・区別について取り上げてみました。

私はお恥ずかしながら、両者の意味の違いはぼんやりとは知っていたものの、明確な定義の上での区別に目を向けたのは比較的最近なんです(^_^;)

これらを自分の中で整理するつもりもあり、今回話題にしてみました。

向精神薬とは

まずは「向精神薬」についてです。

概要は下記のようになっています。

向精神薬は、中枢神経系に作用し、精神機能を変容させる薬物の総称である。広義には、アルコールなどの嗜好品、覚せい剤などの精神異常発現薬なども含まれるが、一般的には、精神疾患の治療に用いられる薬物を指す。

引用:稲田健、石郷岡純 向精神薬(2016) 脳科学辞典

引用を見ると、「精神機能を変容させる薬物の総称」とありますね。

したがって、後述の抗精神病薬はもちろん、抗うつ薬・抗不安薬・睡眠薬なども向精神薬に含まれるということです。

精神の機能に影響を与える薬全般を指していることが分かりますね。

スポンサーリンク

抗精神病薬とは

続いては「抗精神病薬」です。

概要は下記の通りです。

抗精神病薬は、向精神薬 (psychotropic drugs)の一種で抗精神病作用、すなわち幻覚、妄想、作為体験などの精神病症状に対して効果を有する薬物の総称である。主に統合失調症や双極性障害などの精神疾患の治療を目的として用いられる。

引用:宮本聖也 抗精神病薬(2014) 脳科学辞典

一文目で「向精神薬の一種で…」とあることから、抗精神病薬が向精神薬の中に含まれることが分かると思います。

こちらは主に、特定の精神病症状の治療に使われる薬と言えるでしょう。

特に統合失調症に対して使用されるのが、代表的な例のようです。

「メジャートランキライザー」とも呼ばれていますね。

スポンサーリンク

「向精神薬」の方は使いどころがなさそう…

以上、「向精神薬」と「抗精神病薬」について非常に手短にまとめましたが、向精神薬の方は言葉としてあまり使う場面がなさそうに思います(^_^;)

こうして話題にする場合や医師等の方々が学術・研究面で使用する場合などを除いて、たとえ当事者であっても日常で使う場面は少し想像しにくいです。

抗精神病薬以外の薬でも、抗うつ薬なら抗うつ薬、抗不安薬なら抗不安薬、睡眠薬なら(以下略)という風に、個別の名称で呼ぶことが多いのではないでしょうか?

特に当事者の場合は、むしろ薬自体の名称を使うことが多かったり(私もそうですが)。

それをわざわざ(特に口頭で)「向精神薬」などと言う方が、かえって分かりにくいような気がしますw

まぁ臨床や日常での使われ方はともかく、こういう名称のちゃんとした区別をひとまず整理できて良かったです(笑)

自分の勉強不足を痛感しますね(:_;)

それでは、今日はここまで。

ブログランキング

ご訪問ありがとうございます<m(__)m>
応援ついでにクリック頂けると励みになります♪

~シェアはこちらから~

スポンサーリンク