スポンサーリンク

「過集中」についての所感~自身や知人の例も交えて~

過集中 イメージ

ごきげんよう、ゆーひーです。

今回は「過集中」について話題にしています。

過集中とは、名前の通り「過度に集中してしまう」状態のことですが、今月放送された某テレビ番組で言及されていたので、その時から気になっていました。

私や精神疾患を持つ知人にも当てはまる部分があるように感じましたので、過集中について思うところを具体例も交えて綴ってみました。

「過集中」を知ったのはNHKの「ハートネットTV」にて

過集中が言及されていたのは、NHKさんのEテレで放送されている「ハートネットTV」という番組です。

主に福祉に関する内容を取り上げる番組で、視聴している当事者の方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
私も、特に自分と関連が深い放送内容の時は観させてもらっています。

この過集中が登場したのは、4月3日放送の精神障害者の雇用について取り上げられた回でした。

その中で、就労移行支援事業所で訓練をされている統合失調症の男性の方が出ていらっしゃいましたよね。
この方は集中して作業をやり過ぎてしまうという特性をお持ちのようで、それによって疲れをためないように、また集中力を長く保つためにも一定時間ごとに休憩を挟まれているとのことでした。

そしてその(集中し過ぎてしまうという)特性が「過集中」と呼ばれていました。

私はこの「過集中」というものを(言葉としては)その際に初めて見聞きしましたし、その特性をお持ちの方が私と同じく統合失調症でしたので、少なからず感じ得るものがありました。
軽く調べてみた限りでは、過集中は発達障害の方に主に見られる状態のようですが、統合失調症の場合でも症状として表れることがあるのですね。

スポンサーリンク

私や知人の具体例

以上を踏まえてよくよく思い返してみると、精神疾患を持つ私や知人にもその「過集中」の状態になったと思しき心当たりがあります。

本当に該当するのかどうかは分かりませんが、その具体例に触れてみます。

私の例

まずは、ご承知のように統合失調症である私自身の例です。

私も、一度集中したら過度にのめり込むような時は度々ありました。

たとえば学生時代に遡ると、学業の面でそれが表れていたように思います。
高校時代から勉強にはそれなりに真剣に取り組むようになったのですが、特に試験前や試験期間中は猛烈な勢いで試験勉強をしていました。
時には眠ることさえ忘れて、一睡もせずに勉強して試験に臨むような場合もありましたw

どう考えてもやり過ぎですね(笑)(病気になっている今笑い事じゃない件)

高校~大学時代は定期試験の度にそんな感じだったのですが、その甲斐あって(?)成績だけは決して悪くありませんでした。
しかし、統合失調症の主だった症状が出始めたのが大学時代の前半だったので、今思えば日頃からそんな無理をしていたのも病気の遠因となっていたのかもしれません。
まぁそういう事から病気が引き起こされたのか、それとも既にこの病気になっていたために上記のような事になっていたのかは分からないですけどね…

趣味においても、やや過度な集中ぶりは表れています。

当ブログに何度か来ていただいている方はご存知でしょうが、私の趣味の一つがカラオケで、一人カラオケ(ヒトカラ)にも時々行っています。
今はそれほどでもありませんが、割と最近まではかなり長時間ヒトカラをしていることもありました。
8時間ほどぶっ続けで歌い、しかも終了時間が迫ってきたら「もう8時間!?短っ!」なんて思ったりしていましたからねw
いくら好きな事とは言え、限度というものがありますよね…

あとは仕事においても、若干その節を指摘されることがありました。

以前就労継続支援A型事業所に通っていた頃ですが、そこの方が相談支援事業所の私の担当者である方に私の様子や仕事ぶりを伝えていて、その内容を担当者の方から聞きました。
話によれば、私の仕事ぶりに関しては「非の打ちどころがない。けれどもちょっと頑張り過ぎているのが心配」みたいな事を仰っていたとのことでした。
自分ではごく自然に真面目に取り組んでいるつもりだったのですが、他者の冷静な視点から見れば頑張り過ぎている、ともすれば集中し過ぎているように映っていたんでしょうね…
それが直接の原因ではありませんが、実際精神状態にかなりの異常をきたしてその事業所は辞めてしまいましたからね(T_T)

といったように私自身の過去を振り返ってみると、「過集中」に該当していそうな面は少なからずあったように思うのです。

知人の例

精神疾患をお持ちの知人にも、集中し過ぎではないか?と誰が見ても思いそうな方がおられました。

その方は先のA型事業所の同僚だった方ですが、仕事への集中ぶりがとにかく凄かったと記憶しています。

事業所では当然こまめに休憩時間が設けられていましたが、その方は休憩時間になっても仕事の手を止めず、しかも休憩時間になったことにも気付いていなかったそうなのです(もちろん休憩時間に入った旨の声掛けは必ず職員が行っていました)。
稀にあるなら分からないでもないですが、その方の場合はそれが常態化しつつあったたので、やはり過度に集中していたと見ざるを得ません。

なお、そんな様子に気付いた事業所の方が面談の際に話したり個別に声掛けをしていったことで、前述の過度な集中ぶり(少なくとも休憩時間になったのに気付かないような事)は徐々に解消されていったようでした。
ご本人も指摘を受けて自覚し、以後は意識して気をつけるようになったみたいです。

ちなみに、この方はうつ病をお持ちでした。

この事から、今回の二例が過集中に該当するならそれは特定の疾患や障害にのみ表れるものではないことが分かります。
発達障害の方に主に見られるものであると同時に、統合失調症やうつ病の方でもそれと思しき状態になることがあるようです。
これといった診断を受けていない方にも、見られる場合があるかもしれません。

かと言って誰にでもあるような事でもないでしょうし、精神疾患がある方の場合は、過集中した後から来る心身への負担は殊更に大きいと言えるでしょう。

先述のテレビに出ていらした方のように自分で意識して一息つく時間を取るなど、私も含めて十分に気をつけなければなりませんね。

スポンサーリンク

過集中を防ぐには?

そんな過集中を防ぐ、もしくは解消するにはどうすればいいのでしょうか。

まずは、職場等誰か管理者がいるような場では、その管理者も含めて周囲の方々に注意してもらうというのは大いに助けになりますよね。
自分にそのような特性があることを自覚していて予め伝えていれば、よりそれがスムーズに行くでしょう。

今回の例で出てきた就労支援事業所などでは、特にそのあたりも気を配ってもらえるはずです。

ただそういう場ばかりとは限らないので、何より大切なのはやはり自分で意識することでしょう。
…と、過集中の節がある私が偉そうに言えた事ではないんですけどね(^_^;)
まぁ自戒の意味も込めて書いております。

意識するというだけでは曖昧なので、個人的に目安としては「自分ではまだ物足りないと感じる段階で一旦止める」くらいが良いのではないかと思っています。

集中し過ぎてしまう人の場合、「あ~満足した!」と思える段階まで何かを行った頃には、とんでもない時間や密度で取り組んでしまっているのはないでしょうか(笑)
で、エネルギーを使い果たしてしまい後から激しい疲れが出てきてダウン…なんて事もありそうですw
ですので、「まだまだ行ける!」という気持ちを何とか抑えて、その段階で一旦切り上げるなりしっかり休息に入るなりするとちょうど良いのではないかと。

私も、先のヒトカラについては7~8時間ぶっ通しで歌うようなことは今はなく、長くても5~6時間程度で打ち止めにしています(^u^)
…「5~6時間でも十分長ぇよ!」とツッコミを受けそうですが、私にしてはかなり短くなった方なんですよ(笑)

仕事に関しても、今後また働くようになったら真面目には取り組むにしても、必要以上にしゃかりきにはならないように気をつける心づもりです。

職場の場合は、仕事内容的にこまめな休憩時間があまり取れないようであれば、そういった(過集中の)特性と一定時間ごとに一息入れる必要がある旨を事前にしっかり伝えておきたいものです。
それくらいの配慮をしてもらうことは、当然障害者に対するいわゆる「合理的配慮」の範疇に入ってくるのではないでしょうか?

ということで、「過集中」についてのお話でした。

その意味では、「何事も程々に」というのは実に的を射たものであると言わざるを得ませんね(^_^;)

それでは、今日はここまで。

ブログランキング

ご訪問ありがとうございます<m(__)m>
応援ついでにクリック頂けると励みになります♪

~シェアはこちらから~

スポンサーリンク