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統合失調症ってどんな病気?(当事者による解説)

こんにちは。もしくは、はじめまして。

ゆーひーです。

さて、この記事が記念すべき(?)最初の記事になるわけですが、1発目の内容はどうしようかとしばらく悩んだ挙句、とりあえず私が罹っている統合失調症について紹介する、という無難な選択に落ち着きました。

ブログタイトルからして病名を入れている以上、まずはそこに触れておいた方がいいかなとも思いましたしね。

というわけでここでは統合失調症について、できるだけどなたが見てもある程度全体像が掴めるように心がけて、お話ししていきたいと思います。

統合失調症の概要

一口に「統合失調症」と言われても、精神科医等の専門家の方や実際に罹っている(もしくは罹った経験がある)方でもない限りは、どんな病気かというイメージがパッとは浮かばないですよね。
(私も実際になってみるまで、名前しか知りませんでした)

そこで、初めにこの病気の概要について紹介させていただきたいと思います。
まずは下記の記述をご覧ください。

統合失調症は、こころや考えがまとまりづらくなってしまう病気です。そのため気分や行動、人間関係などに影響が出てきます。統合失調症には、健康なときにはなかった状態が表れる陽性症状と、健康なときにあったものが失われる陰性症状があります。
陽性症状の典型は、幻覚と妄想です。幻覚の中でも、周りの人には聞こえない声が聞こえる幻聴が多くみられます。陰性症状は、意欲の低下、感情表現が少なくなるなどがあります。
周囲から見ると、独り言を言っている、実際はないのに悪口を言われたなどの被害を訴える、話がまとまらず支離滅裂になる、人と関わらず一人でいることが多いなどのサインとして表れます。早く治療を始めるほど、回復も早いといわれていますので、周囲が様子に気づいたときは早めに専門機関に相談してみましょう。

引用:みんなのメンタルヘルス総合サイト(厚生労働省)>統合失調症

上記の解説にもある通り、統合失調症には「陽性症状」と「陰性症状」と呼ばれるものがあることが分かりますね。

特に目立った症状として表れるのが、前者の陽性症状です。

「幻覚」は、実際には存在しないはずのものが知覚(見えたり聞こえたり臭ったり)されるもので、中でも「幻聴」は多く見られるようです。
たとえば、誰もいないのに(あるいは誰かいても何も言われていないのに)自分に対する悪口が聞こえてくる、といった状態ですね。

また、「妄想」も代表的な陽性症状の一つです。
妄想は多かれ少なかれ誰でもするものですが、通常の場合は、それはあくまで妄想であると分かっており、現実との区別がはっきりとついているはずです(厳密にはそういうものは「妄想」とは呼ばないそうですが…)。

しかし、この病気で言う妄想とは、たとえば「今通り過ぎて行ったあの人は自分を憎んでいる人が放った刺客で、計画的に自分を破滅に追い込もうと動いている」
とか
「世界中の人が自分を何らかの手段で常に監視していて、皆で自分を笑いものにしている」
といった明らかに間違った(ともすれば荒唐無稽な)事を、「確信的に思い込んでいる」ような性質のものです。

すなわち陽性症状とは、本来ないはずのものがある状態と言えるでしょう。

一方で、陰性症状はそれらとは全く違った様相を呈します。

たとえば、「意欲や集中力が低下」したり、「感情の起伏が乏しく」なったりするといった症状が見られます。
言わば、エネルギーが枯渇したような状態になり、そこから「引きこもり」がちになってしまう場合も少なくありません。

こちらの症状に関しては、周りから見れば「やる気もなく怠けている」だけのように見えることもあるため誤解されやすいですが、紛れもなく代表的な悩ましい症状の一つです。

したがって、普段ならば(個人差はあれど)あるはずの意欲や集中力、感情の移り変わりなどが乏しい(あるいはない)、すなわち本来あるはずのものがない状態が、陰性症状の特徴と言えます。

そしてもう一つの代表的な症状として、認知機能障害と呼ばれるものがあります。

この症状については、私は今のところ指摘されたことはなく、実感としてもよく分からないのですが、記憶力・注意力・計画性等といった「知的な能力」が低下するものだと言われているようです。


※後にこの症状について自覚した面が出てきました。別個の記事にてまとめておりますので、参考までにどうぞ↓。

「統合失調症」と診断されて5年目に入りましたが、最近になって初めてその主症状の一つである「認知機能障害」による不調を実感したので、その件について記載しています。現時点では主治医等に明言されておらず、私の独断・主観による内容となっておりますので、その旨予めご了承ください。
前回に引き続き、統合失調症の「認知機能障害」についてお話ししています。今回は、この日のメンタルクリニックでの診察を踏まえて、前回お伝えした私の不調について改めて記載しております。診察においては、今まで考えたことのない思わぬ気付きも得られたので、その点についても簡単に触れています。

以上が、統合失調症の(主に症状に着目した)概要になります。

もちろん、どの症状がどの程度発現するのかは人によりますが、ひとまずはこの病気の大まかな像として捉えていただければと思います。

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どんな経過をたどるのか

一般的には、前兆期→急性期→休息期→回復期といった順で進んで行くとされているようです。

経過については、下記の記述が参考になります。

一般的に、急性期は数週間単位、休息期は数週間〜数カ月単位、回復期は数カ月〜数年単位で経過するとされています。

<前兆期>発症の前触れのサインが現れる

発症の前触れのような変化がみられることがあります。眠れなくなったり、物音や光に敏感になったり、あせりの気持ちが強くなったりします。これらは誰もがよく経験することです。その為、本人も周りの人も気づかないケースが多くあります。

<急性期>幻覚や妄想などの陽性症状が目立つ

前兆期に続いて現れるのが急性期です。不安や緊張感、敏感さが極度に強まり、幻覚、妄想、興奮といった統合失調症特有の陽性症状が目立ちます。幻覚や妄想に襲われて頭の中が混乱し、周囲とのコミュニケーションがうまくとれなくなります。

<休息期>感情の平板化や意欲の低下がみられる

嵐のような急性期が過ぎると、感情の起伏がとぼしくなり、無気力で何もしなくなるなどの陰性症状が中心の休息期に入ります。いつも寝ていたり、引きこもったりします。この時期は不安定な精神状態にあり、ちょっとした刺激が誘因となって、急性期に逆戻りしやすい時期でもあります。

<回復期>徐々に症状が治まるが、認知機能障害が現れることも

症状が徐々に治まり、無気力な状態から脱していきます。ただし、この時期には認知機能障害が現れることがあり、その後の生活上の障害や社会性の低下へとつながっていく場合があります。

引用:メンタルナビ(ヤンセンファーマ株式会社)>統合失調症ナビ>4段階のステージ

統合失調症患者の全員が全員、順調にこの経過をたどって回復していくわけではありませんが、私自身の実感としても概ね上記のような変遷の仕方をしているように思います。

統合失調症は、早期の発見・治療が大切だと様々なところで叫ばれているので、困難ではありますが、前兆期、遅くとも急性期に入ってすぐ精神科で治療を開始するのが好ましいと思われます。

私の場合は治療開始がやや遅れてしまったので、休息期がやけに長引いているように感じます…


※この件については別個の記事にて触れています。

近頃寝過ぎる、即ち私の睡眠時間が長い件に関して簡単に振り返った後、病気の観点から手短にまとめています。眠り過ぎるという点でお悩みの精神疾患の方は、(リアル・ネット上問わず)ほとんどお見かけしないので、自分としては少し気になっているところです。

※私の統合失調症の症状については体験談としてまとめています。

私ゆーひーの、統合失調症の症状や経過を含めた体験談を記載しています。完全に個人的な経験に基づいた内容ではありますが、発症から現在に至るまでの病状の経緯を包み隠さずお話ししておりますので、当事者の生の声の一つとしてお捉えいただければと思います。

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その他病気のタイプなど

統合失調症にも、いくつかタイプがあることをご存知でしょうか?
主には、下記の3タイプに分けられています。
(もっと細かい分類もあるようですが、ここでは省略)


  • 解体型:自分の世界に閉じこもり、周囲に対する無関心や引きこもりが見られる
  • 緊張型:激しい興奮、無反応という真逆の状態が急激に出現する
  • 妄想型:妄想や幻覚が症状の中心で、最も発症が遅いとされる

参考文献:『統合失調症その新たなる真実』岡田尊司著(株式会社PHP研究所 2010年10月16日刊)


という感じで分類されているようですが、実は私は現在に至るまで主治医の先生からどのタイプなのか明言されていないんですよね…(症状からして個人的には妄想型が最も近いようには思いますが…)
まぁその先生はあまりあれこれ決めつけるようなタイプの方ではないので、あえて明言されていない可能性は高いんですけどね。

それ以前に、統合失調症は単一の病気ではなく「症候群」であるとの見方が広がっているくらい本当に人によって表れる症状が様々なので、実際は一つの類型に当てはめられないという事情もあって故のことかもしれません。
この点に関しては、参考までに留めておくのがベターでしょうね。

治療法について

統合失調症の治療法として、第一に挙げられるのが薬物療法です。

薬と聞くだけで拒絶反応を起こす方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、この病気には脳の神経伝達物質の機能異常が大きく関わっていることから、そこに働きかけるために、薬は(少なくとも現時点においては)事実上治療に必要不可欠なものです。

中でも、中心的に使用されるのが抗精神病薬と呼ばれるもので、上述の脳の神経伝達物質に作用する働きを持ちます。

もちろん抗精神病薬には様々な種類があり、患者さんの症状に応じてその人に適した薬が処方されます。
基本的には錠剤やカプセル等の飲み薬が一般的ですが、月に1回など定期的に注射をするタイプの薬もあります(私の通院している病院でも使用されているようです)。
さらに、最近では皮膚に貼り付けるだけの貼り薬タイプのものも開発されているようで、近いうちに登場するという噂も耳にしています。

また、それらに加えて補助的に使用される薬もあります。

まずは、前述の抗精神病薬には残念ながら副作用が付き物なので、それに対する副作用止めが出されることが多いです(私も服用しています)。

また、不安感が強い人には抗不安薬、不眠症状がある人には睡眠薬が処方されるなど、その人の状態に合わせた薬が併用されることもあります。

これらの薬をどれくらいの期間服用し続けなければならないのか、ということについては人による…としか言いようがありません。

主治医の先生とよく相談した上で、その指示に従って適切に服用することが大切です。

また、言うまでもありませんが、主治医に黙って勝手に断薬するようなことは絶対にダメです!

そして薬物療法と共に行われるのが、カウンセリングなどのいわゆる心理社会的療法です。

やはり薬だけ飲んでいても、病気から派生する種々の悩みなどが全て取り払われるわけではないので、カウンセリングなどを通して少しでも不安を取り除く必要があります。

心理社会的療法には他にも、認知行動療法、心理教育、ソーシャル・スキル・トレーニングなど様々な療法があるので、それらを上手く組み合わせて治療が行われます。
病院(精神科)のデイケアなどで行われている活動が、ソーシャル・スキル・トレーニングに該当すると思われます。

病院によってはデイケア等がない場合もありますので、通院先を決める前にその辺りの点をリサーチするのをお勧めします。

…と、以上のような感じで統合失調症についてひとまずまとめてみました。

当初は自分の体験も交えながら書いていくつもりでしたが、体験談は体験談で別個にまとめた方が分かりやすいと考え、このような形になりました。

とは言え、いざ書いてみるとこの病気について知っているつもりでも、こうしてまとめるために調べていく中で改めて得られた気づきや勉強になった事もあったので、全くの徒労ではなかったと無理やり自分に言い聞かせたいと思います(^_^;)

なお、統合失調症についてより詳しく知りたいという方は、下記の各サイト様を参考にされてくださいね。

→メンタルナビへ

それでは、今日はここまで。

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