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私が経験した抗精神病薬の副作用について~服薬の変遷も含めて~

抗精神病薬 イメージ

こんばんは、ゆーひーです。

今回は、私が統合失調症と診断されてからこれまでに飲んできた抗精神病薬の副作用についてお話ししたいと思います。

抗精神病薬とはご承知の通り、統合失調症を初めとした精神疾患を治療する際に使用される薬ですが、多くの薬があることは当事者の方はよくご存知かと思います。

各自の症状に合わせて医師に処方してもらい定期的に服用するわけですが、どの薬であれ副作用は付き物ですよね。

もちろん、どんな副作用が出るかは飲んでいる薬やその人の体質などによって異なりますし、これといった副作用は出ていない方もいらっしゃるでしょう。

私は、現在は幸いなことに深刻な副作用は出ておらず今の自分に合った薬を服用できていますが、そこに至るまでに幾つかの副作用を経験して薬を何度か変更してきた経緯があります。

ですので、自分の服薬の変遷を改めて記録するという意味合いも含め、今回の記事でまとめてみた次第です。

なお、本記事の趣旨の都合上具体的な薬の名称及びそれらによって私に生じた副作用を記載しておりますが、事実の報告に留まるものであり、特定の商品の価値を貶める意図は一切ございません。
あくまで一個人の使用経験に基づく記述である旨、予めご了承ください。

私が現在服用している薬

副作用のお話に入る前に、現在私が定期的に(と言うより毎日)服用している薬を記載しておきます。

抗精神病薬

  • クエチアピン錠12.5mg…1日1回

その他

  • ロラゼパム錠1mg(抗不安薬)…1日2回
  • タスモリン錠1mg(副作用止め)…1日2回

以上です。


後に服用している抗精神病薬を「ルーラン(ペロスピロン)」に変更したため、「クエチアピン」は一つ前に服用していた薬となります。変更後の薬については下記の記事をご覧ください。
昨日メンタルクリニックに通院した際、私が服用している抗精神病薬をおよそ1年ぶりに変更しました。変更前の薬でもかなり安定はしていたのですが、やや気になる点もあったので再度変更に踏み切りました。その件について、備忘録ついでにざっと記述しています。
先日の通院時に私が服用している抗精神病薬を変更してから、本日でちょうど1週間なので、その間に起きた変化を中心に記載しています。しばらく風邪を引いていたことも相まって、変化を判断するには期間的にも不十分ではありますが、ひとまず現状報告という意味合いで軽くお話ししています。
昨日メンタルクリニックへ定期通院した際、現在少し悩んでいる事を主治医に話したらまさかの抗精神病薬服用量が増加となりました。そこまで大して量が増えたわけでもありませんが、自分の調子を左右する大事な問題なので記録目的でまとめました。増量の理由や経緯を中心に記載しています。
私が服用している抗精神病薬を「ルーラン」に変更してから、本日でちょうど3ヶ月となります。今回は変更時から現在に至るまでの変化や今の状態についてまとめてみました。前半は変薬1週間後との照らし合わせ、後半は統合失調症の主な症状別から見た現在の調子について記載しています。
その他の薬も、現在は1日1回の服用になっています。
私が現在服用している「抗不安薬」に関して、今までの服薬の過程を振り返った上で改めて思う点について綴っています。これまで抗不安薬についてはあまりフォーカスしてきませんでしたので、今回その点について自分の中で整理し直す意味でもまとめてみた次第です。

……「少なっ!!」って思われた当事者の方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか(^_^;)

確かに相当少ないですねw

主治医からも「あなたが飲んでいる薬はごく少量ですからね~」などと言われていますからね。

また、上記の「クエチアピン」を数十mgどころか数百mg服用している方もいると知った時はその多さに驚愕したと同時に、自分の服用量がいかに少ないかということを実感しました…

こんな少量で済んでいるのは、現在の私の症状(特に陽性症状)がかなり軽くなっている、というのが最も大きいでしょう。

あとは、私が薬の効きやすい体質であることも理由として挙げられます。

医師からも「薬が効きやすい体質みたいですねw」と言われたことがありますし、思い返せば、(精神科の薬に限らず)「薬が効かない」なんてことは滅多にありませんでした。

そのため、主治医もそれを考慮してここまで少量にしてくれたのだと思います。

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これまで服用してきた薬の変遷

ここから、初診以降私が現在までに服用してきた薬の変遷についてお話しします。

なお、私が薬を複数回変更してきたのは抗精神病薬だけであり、それ以外の抗不安薬と副作用止めに関しては(量や服用回数の変更はあったものの)現在まで一度も変更していません。

したがって、以下では抗精神病薬の変更についてのみ記載しています。

ロナセン

一般名(成分)では、ブロナンセリンと呼ばれている比較的新しい薬ですね。

副作用が少ないということで今日では主流になっている新しい世代の抗精神病薬、いわゆる非定型抗精神病薬と呼ばれる薬の一つです。

※ちなみに、私は旧世代の定型抗精神病薬は服用したことがありません。

何mg飲んでいたかまでは覚えていませんが、何しろ陽性症状が出ていた頃に服用していた薬ですからそれなりに量は多かったと記憶しています。

私が初めて処方された抗精神病薬でしたが、当時は薬の種類や名称など知るはずもないので、大人しく主治医に従って服用しました。

飲み始めてしばらくは(副作用に関しては)何ともなく、むしろそれまで長期間苦しんできた陽性症状が落ち着いていったので、そちらへの驚きや感慨ばかりに気持ちが向いていました。

それで順調に何事もなく回復まで一気に繋がっていけば良いのですが、精神疾患の治療がそんなホイホイと上手く運ぶわけがないことはご存知の通りです(^_^;)

陽性症状が落ち着いてきてしばらくした頃、何だか以前より呂律が回らなくなっていることが気になり始めました。

と言っても、私は元々滑舌があまり良くないので、当時は「普段よりちょっと調子が悪いだけかな」とあまり気には留めませんでした。

ですがそれ以外にも、少し怠かったり眠気がやや強くなったりなど、単体ではそこまで気にならない程度の不調がいくつか起きているように感じました。

呂律の件も、コミュニケ―ションに際して際立った支障はありませんでしたが、高校時代からの友人たちと話している時に軽く指摘されたこともあり、(度合いはどうであれ)以前と比べると明らかにその点では問題が生じているようでした。

その後、その件を主治医に伝えると別の抗精神病薬に変更することになりました。

エビリファイ

ロナセンに代わって処方されたのが、エビリファイです。

かなり有名な抗精神病薬ですよね。

一般名では、アリピプラゾールと呼ばれている薬です。

統合失調症に限らず、双極性障害やうつ病の治療に用いられることもあるようです。

私は1日に9mg服用していましたが、この薬を飲むようになってから非常に状態が安定し、陽性症状が出ないのはもちろん、ロナセンを服用していた時に悩んでいた呂律の不具合を含めたいくつかの不調もほぼ出なくなりました。

おそらくこの薬を飲んでいる頃が、最も心身共に安定している時期だったと思います。

就労支援事業所に通っていた時期のほとんどが、エビリファイを服用していた時期と重なります。

ここで、「そこまで安定していたのになんで薬をまた変えたの?」という疑問が生じるかもしれません。

先程「この薬を飲んでいる頃が、最も心身共に安定している時期だった」と言いましたが、それは後に起こる深刻な副作用が発現する前までの事です。

2016年の11月頃、ふと何だか食べ物が噛みにくいと感じるようになりました。

ただ、その時は食事が困難なまでのレベルではなかったため、深く考えずに一過性のものだろうとそこまで気には留めませんでした。

しかし、その噛みにくい状態は12月に入っても続いていたどころか、さらに噛みにくさが増してきているようで、年が明ける前後には咀嚼障害と言っても過言ではないレベルに達していました。

飲み物は問題なく飲めましたが、当時の咀嚼不能ぶりは酷いもので、食べ物の固さを問わず手で顎を動かさないと噛むことができないほどでした。

まともに食事ができないとなると、下手をすれば生命維持にも関わってきますし、食事の度にそんな思いをするのでは精神面にも多大なストレスが掛かっていること必至でした。

そこで1月半ば頃、当時通っていたA型事業所をやむなく1ヶ月休職し、その間は(その前から複数の医療機関に相談してはいましたが)原因の究明と治療に専念することになりました。

原因の究明と言っても、素人の私に分かることはたかが知れているので、実質通院先を含めたいくつかの病院で休職に入る少し前くらいから医師に相談をしました。

通院先のメンタルクリニックはもちろんのこと、(顎の問題だったので)かかりつけの歯科や総合病院の口腔外科にも訪れ、さらには大学病院の神経科を紹介してもらう話まで出ました。

その時点では、薬の副作用なのか、顎自体の問題なのか、神経の問題なのか、それとも別の原因が…?などといった状態で、咀嚼障害の原因がまるで分かりませんでしたから。

順序としては、まず(一度メンタルクリニックでも相談した上で)かかりつけの歯科に相談して顎の動きなどを診てもらいましたが、(何しろ不調が出るのは食べている時だけだったので)特に異常は見られませんでした。

その後、今度は総合病院の歯科兼口腔外科を訪れましたが、そこでもさっぱり分かりかねる…という感じで原因の特定には至りませんでした。

となるとやはり抗精神病薬の副作用の可能性が高いと考え、次の通院の際に上記の旨も含めて改めて相談したところ、長期間服用していたエビリファイを別の薬に変更することとなりました。

インヴェガ

通算で3種類目の薬は、インヴェガでした。
一般名は、パリペリドンですね。

恐らくかなり新しい薬かと思われるので初めて聞く名称でしたが、とにかくこの咀嚼障害から脱したい一心でしたので、主治医の指示に従いそちらの服用を開始しました。

1週間ほど服用して様子を見ましたが…状態は全く変わりませんでした(@_@;)

…さすがに泣きそうになりましたね(T_T)

しかし同時にその頃、原因が抗精神病薬の副作用にあると仮定した上で自分でも色々と調べていたのですが、副作用の中でも錐体外路症状というものが特に気になりました。

錐体外路症状とは(細かいことは知りませんが)、脳の大脳基底核という部分が主に関係している運動症状のことです。

症状にはいくつか種類があるのですが、中でも私はジストニアという症状が自分の例に当て嵌まっているのではないか?とうっすらと思いました。

ジストニア

持続的な筋収縮により異常姿勢や運動の障害を来たす病態である。小児例では遺伝子変異を伴う全身性ジストニアが多いが、成人例では局所性ジストニアの場合が多い。局所ジストニアは頻度が高く、眼瞼痙攣、痙性斜頸、書痙などがある。ジストニアの特徴として、主動筋と拮抗筋が同時に収縮すること(共収縮)、姿勢異常や運動障害が一定のパターンをとること(常同性)、特定の感覚入力によって症状が改善すること(感覚トリック)、ある特定の動作のみが障害されること(動作特異性)、起床時に症状が軽いこと(早朝効果)などがある。

引用:松本英之、宇川義一 錐体外路症状 脳科学辞典 https://bsd.neuroinf.jp/wiki/錐体外路症状 (2014)

引用元を含め、ジストニアに関してどこにも「咀嚼に障害を伴う」などとは書かれていませんでしたが、もし錐体外路症状によるものであるならば、消去法で当てはまるのはこれしかないのではないか?とも思いました。

「持続的な筋収縮」で「運動の障害」だなんて、顎に起こっている事を踏まえるともしや…と考えざるを得ないです。
(今改めて引用を見てみると、「ある特定の動作のみが障害されること(動作特異性)」などと書かれていてかなりピンと来るものがありますよね笑)

ただ、ここまで挙げた3種類の薬も含めて非定型抗精神病薬は全体的に錐体外路症状(を含む副作用)は出にくいと聞いていたので、まさかなぁ…とも思いましたが、さらに調べていく中で、それらの薬の中でも錐体外路症状の起きやすさには幾分か差があることが分かりました。

そして、その中で(私が当時調べた中では)最も錐体外路症状が出にくい抗精神病薬が、現在の一つ前に私が服用していたクエチアピンでした。

で、そこまで分かった事も含めて、すぐ後の通院日に改めて主治医と話をしました。

すると、なんと主治医も(前回の診察からこの日の診察までの間に)同様の推測をされていたようで、私が「これって錐体外路症状って呼ばれる副作用の一つなんじゃないでしょうか?」と尋ねたところ、「その可能性は高いですね。ジストニアあたりかもしれませんね…」とのことでした。

…………。

ゆーひー「ワーオ!!(突然のキャラ変)

…いや、言ってませんよ!

ですが、本当に言ってしまいそうになるくらい私と主治医の推測が一致していたので秘かにかなりびっくりしたのは事実です(^_^;)

診察の終盤で、主治医は前述のクエチアピンともう一つ錐体外路症状が出にくい薬の名前を挙げましたが(そちらの名前は忘れました)、私はクエチアピンの方を選び、その日より初めて同薬が処方されました(ちなみにその時の処方量は25mgでした)。

同薬に関しては「セロクエル」という商品名の方が有名かと思いますが、私が服用していたのは後発医薬品の「クエチアピン錠」であるため、ここではクエチアピンと表記しています。

クエチアピン

上の方で神経科に紹介云々の事を書きましたが、そのクエチアピンを次の診察日(2週間後)までに飲んでみて、それでも改善されなかったら神経科に紹介してくれるとのことになりました。

そして、一縷の望みをかけて毎日クエチアピンを服用しました。

すると、診察日である2週間後が目前に迫ってきた頃少しずつ噛みづらさがなくなってきたのです!

少なくとも、酷い時のように手を使わなければまともに噛めない、という状態になることはもうありませんでした。

次の診察の際に効果があったことを主治医に伝え、神経科への紹介は保留にして今しばらくクエチアピンを服用することになりました。

その後はさらに咀嚼の状態が改善していき、2月に入る頃には、あんなに噛めなくて苦しんでいたのが嘘のようにほぼ問題なく咀嚼できるようになっていました。

…つまり、やはり例の咀嚼障害は(クエチアピンを飲む前の抗精神病薬の)副作用による錐体外路症状のジストニアに起因するもので、結果だけから考えると、ジストニアが顎の筋肉にだけ出ていたと!?

そうだとしたら、これって結構レアな症例なのでは…?(^_^;)

まぁ無事治って結果オーライなのでそのへんは何とも言えませんが、とにかく改善されて本当に良かったです…

それから間もなく、予定通り1ヶ月の休職を経て事業所には無事に復職することができました。

…まぁ別の理由で、その翌月には「退職」しちゃうんですけどねw

しかし今考えれば、事業所を辞めた理由は複合的なものだったので、咀嚼障害の件で溜まったストレスも影響していたのかもしれません。

ともかくも、噛みにくいという副作用に関してはそれ以後出てくることはなくひとまず一件落着ということになりました。

ただ、クエチアピンは眠たくなる成分が少々強いようで、私も飲むと間もなく強い眠気に襲われていました(本当に薬が効きやすい体質にも程があるw)。

なので、それから減薬を経て12.5mgを服用しました。

既に述べたように、現在は「ルーラン」を6mg服用しています。
ルーランに変更してからも、前述の咀嚼障害は一度も出ていません。
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明らかに妙な症状が出た時はすぐ主治医に相談を!

というわけで、いつものパターン通り予定より長くなりましたが、私の抗精神病薬の副作用経験についてお話ししました。

本当に、思いもよらぬ副作用が出た時は怖いですよね…

私の場合、それまで際立った副作用が出ていなかった分「これは今飲んでいる薬の副作用かもしれない!」と強く疑うのが遅れてしまいました。

また、「副作用止めを飲んでいるからそんな本気で困るような副作用なんて出ないだろう」などと心のどこかで甘く見ていたのかもしれません(まぁ何のための副作用止めだよ!って話にはなりますが、あらゆる副作用に対応しているわけではないでしょうからね…)。

特に今回のパターンは、同じ薬を長い間飲んでいて表れた副作用なのでその点にも戸惑いました。

このような例もあるので、精神系の薬を服用されている当事者の方は、たとえ一定期間飲んでいる薬で今は悪影響がなくても、明らかな異変を感じたらできるだけすぐに主治医の先生に相談されることを強くお勧めします(>_<)

また、私の例は自分で調べた内容に基づく推測と主治医の判断が「たまたま」一致していただけで、もっとややこしい事態になる場合もあるかと思います。

同じ薬を飲んでても、副作用が出るか出ないか、そして出てもどんな副作用が出るか、というのは人によって千差万別なので、こればかりは当人にしか分からないですよね…

いずれにせよ、自分で調べるところまではいいでしょうが(調べたなら調べた上で知った内容を伝えることも含めて)、自己判断で勝手に断薬などは絶対に避け、主治医の先生に相談されるようにしてください。

当事者の方からすれば言われるまでもない事も長々と喋ってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

それでは、今日はここまで。

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